十四、教えを受ける心掛けについて

師や先輩より教えを受ける場合は、先ず、自我と虐心を 去り、純真・素直な心持ちで受けることが大切である。ま た、きょう正点を指摘された場合は素直にこれを受け、直 ちに努力すべきである。徒らに自我を張り、或いは師や先 輩の言を軽視するが如きは厳に慎しむべきである。即ち師 や先輩の言は、感謝の念をもって素直に聞き、よく玩味す べきである。